| 高雄客運は高雄縣、高雄市、台南市に営業路線を展開するバスである。高雄では主に郊外バスで高雄縣内の主要な街と高雄市を結んでいるが、高雄縣自体、高雄市の周囲にはあるものの、特に人口の多い都市を持たず、どちらかというと田舎町が多い。したがって、バスの本数も少なく、2時間や3時間の時隔はざらであり、目的地へは時刻を確認して、移動計画を事前に立ててから行った方が良い。行き当たりばったりでは炎天下の長時間バス待ちとなることが多い。朝夕の通勤・通学時間帯ですら1時間に1本〜2本の路線が多い。 そのような運行形態であるので、バスも長距離バスに準じた1ドアのバスばかりであり、DAEWOOの2ドア車が在籍はしているものの、観光客の目に触れることはまずない。ハイデッカーバス以外のバスはこれでもか、と言うほど窓ガラスが黒い。従って、曇りや雨の日など(高雄で曇りの日は少ないが)車内は薄気味悪いくらい暗い。最後部座席など妖しげな雰囲気。一方、ハイデッカーバスは窓も広く車内は明るい。市内バスのくせに高速バスばりのカーテンがついており、お洒落に間柱にまとめてある。一旦乗ってしまうと、ステップや狭い通路で乗り降りが非常に面倒。運転手に何処で降りたらよいかなどの会話も、客席との距離が遠くなり、不便である。 高雄客運の本社は高雄市ではなく、その東となりの鳳山市にある。このため、高雄市から出ている路線も、鳳山を経由してゆくものが多く、鳳山〜高雄の便は、経路が異なるが、結構な本数となっている。鳳山まで足を伸ばす高雄市公車248系統とは経路も異なり、競合することはない。 |
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| 方面 | 路線番号 | 運転区間 | 写真 | 解説 | |
| 台南市公車 | 1〜18 | 台南市内 | ![]() |
高雄の北に位置する台南市の公車(市内バス)は2005年に高雄客運に一括してその運営が任された。その際、何を間違ったのか、左の写真のような日野製ハイデッカーのバス(車体は台湾で製造)を10台も導入しており、台南市内バスに使用している。一見すると献血車のように見えるが、れっきとした乗合バスである。 高雄客運の台南市公車の詳細については、別館・台南市内バスコーナーを参照して欲しい。 |
![]() 通常色も走る ![]() マイクロバスも使用 |
| 鳳山市公車 (高雄地区) |
60 | ![]() 建國路にて |
高雄市公車の60系統と共同運行をしている路線。旧市街、大公路から中正路を東進、中山路に出て北上、林森一路〜建國路経由で高雄火車站に立ち寄り、方向転換して建國路を戻るが、途中で七賢路に移行した後、民族路で台鐵をオーバークロスをして九如路を東進、澄清路で澄清湖へ丘陵を登る。この辺りから鳳山市になる。鳥松郷の住宅地を一回りして帰ってゆく。 高雄市公車の回数券は使えない。理由は高雄客運ではこの路線は鳳山市公車の扱いだから。左の写真のように前面窓に赤い花をつけるのは台湾では”新車”の主張。 |
![]() 古い車も使用される。 ![]() 高雄市公車の60系統 |
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| 88 | ![]() 建國路にて |
高雄火車站前の建國路には88と書いたバスが3種類走る。一番多く目にするのが高雄市公車の88系統(右下)。次いで墾丁行きの88快速路便の「88號」。一番珍しいのが、この高雄客運の88系統。高雄車站西の自立路で台鐵を越えた先にある高雄客運の自立営業所から建國路に出て、高雄車站前を経由して、そのまま鳳山市に入る。行政区分が変わり、道の名前は中山路と変わるが一本道である。途中で光復路に入り、実際の車站からは離れているが、鳳山車站前バス停を経由し、平等路、新富路、南京路と南下し、最後は東進して、鳳山市南部、88快速路そばの中崙地区が終点。奇しくも88號がこの快速路の高架上を疾走する。中論は最近、高雄市のベッドタウンとして新しいアパートが建ち始めた地域だ。 |
![]() 墾丁まで行く88號 ![]() 高雄市公車の88系統 |
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| 99 | 楠梓⇔高師大 | ![]() 義大医院にて |
台鐵で高雄車站から台北方面へ普通列車で2つ目の駅、楠梓車站地区のバス。高雄客運の路線の仕分けでは鳳山市公車の扱いになっているが、鳳山市とは無縁。かといって高雄-台南間バスとは楠梓站、義大医院で乗り換え可能。 高雄客運では一番進んでおり、唯一バスロケーションシステムが導入されている。ただし、各バス停での表示は無く、ウェブサイト上トコトコ走るバスをリアルタイムで見る事ができるだけ。 詳細は下のボタンをクリックして欲しい。 |
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| 高雄-鳳山 経由路線 |
101 | (建国路線) |
![]() |
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| 102 | (百貨専線) |
![]() 五福路・高雄女高前にて |
高雄市内と、高雄市の南に隣り合う林園を結ぶ路線。 墾丁列車に乗れば、高雄市を縦断して高雄機場、沿海工業地域を抜けて30分ちょっとで到達するが、この路線は五福路で愛河を渡った後、漢神百貨、85樓、SOGO、三越と百貨店めぐりをして三多路を東進、一旦鳳山市に入り、鳳山市の中心にある高雄客運の鳳山總站を経由し、鳳林路(省道25號線)を南下して林園に到達する。 非常に大回りをするため、所要時間は1時間半程度かかる路線。 この102系統のほかに、同じ区間を走るものの、高雄市内を百貨店めぐりをせずに中正路を東進して鳳山市まで向かう(その先は同じ経路)100系統と、高雄車站前を通る101系統がある。 100系統の時刻表はこちら 101系統の時刻表はこちら |
![]() ルート地図 |
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| 高雄-鳳山 経由路線 |
150 | 鳳山 佛光山 経由 |
![]() 中正路・台湾銀行站にて |
高雄市内と、高雄縣の旗山を一般道を通って結ぶ路線。 高雄旧市街から中正路で愛河を渡り、中山路を北上して一旦高雄火車站に立ち寄る。その後、高速バスのメインストリートである建國路を東進、中山高速をくぐり、澄清湖に行く澄清路(高雄市公車・健軍站はここにある)を過ぎると鳳山市。鳳山車站と高雄客運の鳳山站、市内を巡って屏東方面に走るが高屏渓(川)を渡らずに省道25号線を北上する。途中、佛光山を通り、周囲に山が迫ってきたら旗山である。高雄客運の旗山站が終点。 佛光山に行くならばこの路線であるが、旗山へは楠梓経由の308、310系統(後述)のほうが本数が多い。 |
![]() ルート地図 (150) (151) |
| 151 | 鳳山 佛光山 経由 |
![]() 建國路にて |
高雄市内と、高雄縣の美濃を一般道を通って結ぶ路線。 美濃(めいのん)は旗山から一歩山あいに入った所にある街で、烏龍(うどん)で知られる町。きしめんのような断面のうどんである。うどんとは言っても昆布だしや鰹だしのつゆで食すわけではなく、牛肉麺のようなものや焼きうどんのようなもの。 美濃の手前の旗山までは上の150系統と同じルートを走る。言ってみれば150系統の延長された路線といえる。こちらも旗山同様、300台に楠梓経由の路線がある。 |
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| 岡山地区 濱海公路経由 |
214 | ![]() 中山路・大統262前にて |
岡山は高雄市と台南市の中間に位置する、この両市の間で一番大きな町。200番台を名乗る路線は、この岡山を中心に走る路線で、高雄以外にも幾つかの町を結ぶ路線が、この岡山から出ている。台鐵の岡山駅はその行政区分を代表する道である中山路に面しているが、車站前には客待ちタクシーが居るだけで何もない。街並みは地図でも分るようにその西側である。 この路線は高雄旧市街から五福路で愛河をわたり、台湾に1つしかない(大立)伊勢丹の前から左の写真の背景の大統百貨前を経て高雄車站に行き、自立路にある高雄客運の高雄總站(車庫しかない)前を通り、中華路から左營大道を経て、漁人埠頭を目指すが、途中で内陸の田園地帯を走り、岡山の町に到達する。左營大道は、高鐵・左營車站は虎と龍の口で有名な蓮池潭を挟んで反対側に位置する。 |
![]() ルート地図 |
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| 高雄-楠梓 経由 内陸方面便 |
307 | (里港経由) |
![]() 高雄火車站前にて |
151系統と異なり、高雄市内を民族路で北上、高雄市公車28系統と同じように楠梓まで走った後、東進して山越えをして、里港の集落を経由して北上、美濃へ至る。旗山の市街地は立ち寄らない。 | |
| 308 | (里港経由) |
![]() 楠梓火車站前にて |
307系統と同じルートで楠梓から里港を経て旗山に向かう。 | ||
| 312 | 高雄站⇔六亀 | ![]() 高雄客運・高雄站にて |
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| 316 | 高雄站⇔旗山 | ![]() 中正路・台湾銀行站にて |
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| 323 | 高雄站⇔甲仙 | ![]() 建國路・高雄火車站前にて |
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| 352 | 高雄站⇔寳来 | ![]() 建國路にて |
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| 岡山 ・ 台南 方面 |
602 | ![]() 中正路・高雄銀行站にて |
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| 603 | 林園⇔茄定 | ![]() 長庚病院前にて |
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| 607 | 高雄-岡山 | ![]() 高雄車站前にて |
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| 610 | ![]() 民族路・果菜市場にて |
別館の台南市公車・市外線を参照ください。 | |||
| 855 | 高雄站⇔墾丁 | ![]() 高雄・小港機場にて |
855系統は通称墾丁列車と称し、台湾南端の墾丁まで省道を走る。 詳細はこちらの特集を参照して欲しい。 |
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