2008.4.6 updated
 高雄市は主に高雄市公車(市内線中心)と高雄客運(市外線中心)に別れます。公車の路線についてはポケットサイズの路線図を入手することができます。ただし、路線番号ごとに停留所が並んでいるタイプなので、現在地と目的地からどのバスに乗ればよいかを見つけるには高雄市の地図を頭の中に入れておく必要があり、非常に不便です。概念的な路線図を作成しましたので、必要な方は下の路線図からダウンロードしてください。
 高雄市公車はNT$12(台北市はNT$15)で乗れますが、一部、二段収費、三段収費(301系統)が存在し、決められたバス停を越えて乗車する際に2回、若しくは3回分の運賃を取られます。二段は台湾各地で見受けられます。
 二段の場合は、通常、乗車時と降車時の計2回の運賃徴収があります。三段(301系統)の場合、二段の2回のほか、高雄火車站で、乗客の降車の後、ドアを閉めて運転手が車内の乗りつづける乗客一人一人をまわって運賃を徴収します。運転手はしっかりお辞儀をして一人一人の乗客を回って運賃を徴収するので、皆こころよく運賃を支払います。(日本でこれをすると、「早く発車しろ」と煙たがる人も居ることでしょう。このあたり、台灣、こと台灣南部は非常におおらか。) このほか、乗る際に行く先を運転手に告げ、そこでまとめて支払い、支払済みのカードを貰うようにする方法もあります。(それなりの運転手との北京語会話は必要となりますが・・・) なお、このカードは降車時に運転手に返さねばなりません。台湾北部では栞のような縦長のカードが使用されていますが、下の写真のように、日本の定期券サイズで、なにやら模様も入っており、返すのが惜しくなります。
 台北市では悠遊カード(you-you(2声)-ka(3声))なる、SUICAのようなチャージ式カードが使用できますが、高雄市は未だに現金と回数券が中心。回数券は厚紙製で、写真のように小さなマークを運転手に切り取られます。日本のように予め切っておいて渡すようなことはできません。しかし、2006年からTAIWANMONEY CARDで利用可能となりました。このカードは台湾南部の鉄道以外の交通機関で利用できるもののようです。こちらのサイトをご覧ください。 ただし、台北や台中と異なり、クレジットカードなので、逆に不便なため、未だに割引の付く回数券の利用が主流です。高雄客運、中南客運、嘉儀客運にも設置されました。
 2005年11月から、機場幹線、37、81系統を高雄客運の代行運転とし、大宇製ワンステップバスを投入し、梃入れが計られたものの、2006年春に高雄客運の601,603,610系統(鳳山・高雄〜岡山〜台南)の路線に回され、機場幹線は以前専用だった緑バスの運用でもない、旧型の通常高雄市公車色に2世代逆戻りしました。運用本数も見直され、15分毎だったものが20〜30分毎となりました。
 2006年6月に全面的な時刻改正が行われ、一部路線を除き、15分間隔→20分間隔、20分間隔→30〜40分間隔などと減便されました。平日の昼間時間帯は運行を取りやめたものまであります。利用時には注意が必要。一方で、旗津の陽光大道線、愛河〜鼓山渡船場間を海沿いを走る水岸公車といった、休日を中心とした新路線が営業を開始しました。しかし、市内観光用のCityBusは2006年に入って減便を重ね、2006年7月、朝9時のみの最後の1本も、ついに廃止されました。
 2006年10月、機場幹線、37、81系統への高雄客運代行のeBUSが復活し、3,16,91系統もeBUSの仲間入りをしました。また、5年ぶりの新車の投入で、白いボディーで、台北市バスのように明るい車内になりました。欣欣客運の2005年頃から導入された日野車とほぼ同一。そして、台灣高鐡(新幹線)左營車站に同居する、台鐵新左營車站への301系統の乗り入れがシンカンセン開業前の2006.12.1から開始し、高雄車站や、高雄の繁華街、高雄空港まで12又は24元で直結します。新バス停名は「高鐵左營車站」です。
 2007年1月5日、台湾高鉄の新幹線が板橋〜左營に開通し、高鐵車站と高雄車站、高雄繁華街とのアクセスの悪さから、免費バスが導入されました。
2007年8月より、eBUS車はこの免費バスに使用されるなどし、機場幹線などから撤退、代わりに東南客運が台北で使用していたお古の車を走らせてました。
 2008年3月9日に高雄捷運(MRT)の紅線が小港〜高雄車站〜左營車站〜橋頭に開通すると、公車の運行路線は旧来のもののうち、機場幹線、301系統などの地下鉄と競合する路線を一気に廃止し、紅○○という乗り継ぎバス路線を小分けにMRT車站を起点に走らせ、地域密着型の運行形態をとることになりました。この路線は小型バス、マイクロバスを使用し、機動力はあるものの、すぐ満員となる問題を抱えているようです。また、ほとんど運行エリアがクロスしない為、地上の風景を眺めながらの移動が困難となったのは寂しいものがあります。今後、MRT橙線が開業すると、更に路線が小分けにされるものと思われ、乗り換え回数が増える為、ますます機車(スクーター)の利用が増え、乗客数は伸び悩むと思われます。


路線図・時刻表
はこちら・・・

2007版
要Acrobat Reader

東南客運の機場幹線

e-BUSで運行の機場幹線
路線図 (非売品) 回数券
30回分=324元、20回分=216元

新カラーの新車投入

高鐵免費バス

どのようなバスが走っているか、紹介しましょう。
0〜49系統  50〜99系統  100〜301系統   その他

免費バス

(2006年7月廃止)   機場幹線(2008年3月底廃止)    車輌紹介