機場幹線  2008.4.4更新(最終稿)
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大圓環にて
  ”高雄の光 Glory of Kaoshiung”緑バス機場幹線

”高雄之光”、紅、青、橙、緑の4路線のひとつ。
 この路線のみ、系統番号が付されていない。高雄火車站〜中山路、翠亨路を経由して小港空港(高雄空港)国際線、国内線ターミナルを結び、小港営業所まで走る。微妙に経路が異なるが、301系統の高雄火車站〜高雄機場間と同じと考えてよい。
 なお、高雄機場では、高雄車站から走ってきたバスは、機場ターミナルビルの2Fを経由するが、高雄車站(高雄市内)に行くバスは、1Fの乗り場から乗ることになる。2Fから小港站方面に乗ることもできるが、扱いは下車専用。
 国内線空港ビル2Fには何も無いので搭乗手続きなどはビル内階段を降りて左手のカウンターへ行く必要がある。一方、国際線空港ビル2Fは、出発カウンター前なので、便利がよい。
 国内線で高雄に到着してバスに乗るには、到着ゲートを出た後、ビル内を右手に突き当たりまで進み、ビルから出たエリアのバス停に行く。国際線は、到着ゲートを出て、建物を出て左手にバス乗り場がある。どちらも墾丁列車などの綺麗なバスと乗り場は同じであるが、高雄市公車以外は、高雄火車站の付近のどこかで降ろされたりするうえ、運賃が高い。

 客席座席の幅は100系統と同じ。301系統の赤バス同様、荷物置きの棚(ラゲージラック)が、中扉の後方に装備されている。ヘッドライト間に飛行機のエンブレム付き。なお、高雄客運代行運転への移行に伴い、緑バスをはじめとする、従来の高雄市バスは姿を消した。
ギャラリー

通常車体:機場にて

後から:機場にて

緑車体:機場にて

緑車体:建國路にて

空港脇、中山四路にて

表示一部緑:高雄車站にて
高雄客運 e-bus 代行運転
 2005年11月1日〜2006年春の短期間、この路線は高雄客運が代行運行を行った。全車、車輌が大宇製ノンステップの新車(kaoshung e-busと表記有)に置き換わってイメージアップが行われた。

空港・国際線乗り場にて

車内

後から:機場にて

中山路・大統262前にて

高雄車站にて

小港站にて

 しかし、2006年3月上旬(3/8)、高雄客運は、高雄・屏東〜岡山〜台南の運行から撤退した中南客運の路線を受け継いだ際、車輌が不足したため高雄市公車で代行運行をしていたものを充当して、このe-busは高雄市内の運用から姿を消した。そのため高雄市公車に運行が戻され、手当たり次第の車輌をあてがっている。また、これにあわせ、301系統との運行本数の整理を行い、本数自体が間引かれた。
 地下鉄が早期に開通すれば姿を消す運命の機場幹線であるが、何年経っても「来年開通」の表現が変らない為、今後の動向が注目される。
  
2006.夏時点情報
eBUS復活
 2006年10月、春に取りやめられた高雄客運の代行運転が復活した。基本的に、1年前の登場時と同じ車輌を使用し、同じように、高雄市公車に準じ、一段=12元、高雄市公車の回数券利用可能などの対応がとられている。
 ただし、1点だけ異なる。それは、eBUS自体は同じであるが、高雄客運として運行している間に、一部売却が行われ、屏東客運、南投客運の車籍に変わってしまった車輌が再集結していること。追加されている車体後部の○○客運の表記で一目瞭然である。各社とも、内装や塗装に手を加えず、大事に使用していたことが伺え、うれしい限りである。無事、高雄市捷運(地下鉄)開業までの橋渡しを務めて欲しい。

高雄客運車
903-FC

高雄客運車
903-FC

屏東客運車
958-FC

屏東客運車
968-FC

南投客運車
436-FC
写真は、全て高雄火車站付近にて2006.10.22撮影
東南客運代行運転
 2007年8月より、台北で営業している東南客運により、機場幹線の代行運転が開始された。使用している車両は、台北で使用されていたものの新車入れ替えで余剰となった中古品ばかり。eBUSからは品質が交代したものの、それでも高雄市で以前から使用していた緑バスよりはマシといったところ。

676-AB
建國路にて

981-AB
車内(後部)

981-AB
車内(前部)

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中山二路にて
 高雄機場〜三多商圏のMRT(地下鉄)の開業遅れによる2008年3月7日に開通するまでの場つなぎ的存在であったが、3月31日をもってMRTに全てを託し廃止となった。(没)
 
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