花蓮

太魯閣渓谷入口の門                   大理石造りの立派な花蓮機場                 花蓮火車站前の旅行案内所
 花蓮は台湾東海岸の中ほどに位置する。大理石と太魯閣渓谷で観光的に有名。日本からの台湾のパック旅行でも、3泊以上のコースであれば、よく組み込まれている所である。地震と台風でしばしば被害を受ける、いわば台湾の縣のなかでは貧乏くじばかり引く所。街は小ぶりで忠烈祠を中心に広がり、観光ホテルも数多くある。街の中心街と鉄道の車站はかなり離れており、行き来には路線バスを使うのが良い。タクシーは基本的に価格交渉制とメーター走行の両方が存在。車站と中心部は、バスが15元、タクシーなら100元以上だ。
 上の写真にもあるように、空港は大理石造りの豪華なものであるが、内装はモダンな雰囲気。(内装も大理石張)空軍との共同空港。台北の松山機場からジェット便とプロペラ便があり、どちらでも40〜50分で着く。松山機場が台北の街中にあるため、意外と便利。鉄道は自強號でも3時間強。2007年5月から車体傾斜装置付の太魯閣號も投入される。花蓮駅前廣場片隅にある鉄道記念公園は一見の価値あり。
花蓮客運
花蓮総站 - 花蓮機場

2U-498 花蓮・中山路

2U-948 花蓮機場

2U-989 花蓮総站
 花蓮市街地と花蓮機場を結ぶ路線。台鐵の花蓮車站、花蓮客運の花蓮総站ともに立ち寄る。計程車(タクシー)でこの区間を走ると、250元ほど要する。
 花蓮の街を訪れる観光客は、台北-花蓮の直行バスが2004年に廃止されて以来、鉄道または飛行機利用が中心。鉄道は太魯閣號が2006年末から走り始めたとはいえ、やはり45分で行ける飛行機利用をせねば、効率が悪い。花蓮機場は2005年にリニューアルして、花蓮の名産である大理石をふんだんにあしらったピカピカの建物になった。
 花蓮機場は花蓮の市街地から太魯閣渓谷へ行く途中の右手にあるが、空港へ乗り入れているのはこの路線のみで、他のバスへ乗ろうと思うと、一旦このバスで花蓮車站または花蓮総站へ出ねばならない。1時間に1〜2本の運行で、上の写真のような赤バスを中心に運行されているが、乗り心地の良い、日本の高速バスタイプの青バスも運行に供されている。(高速道路はまだないので、一般道しか走らないが・・・
   
花蓮 - 玉里 花蓮 - 静浦 花蓮火車站 - 成功

2U-919 花蓮火車站前


2U-921 花蓮火車站前

2U-955 花蓮火車站前
 花蓮は北に位置する宜蘭ではなく、南に位置する台東との人の往来が盛んである。宜蘭と花蓮は、日本で言うところの親不知、子不知で有名な新潟県と富山県の関係同様、間に急峻な断崖が立ちはだかり、道路、鉄道の整備が遅れたことが歴史的背景にある。台鐵の東部幹線が複線電化されて以来、台北〜宜蘭〜花蓮のルートは鉄道の独壇場であるが、花蓮〜台東は、盆地を走る鉄道と海岸沿いと鉄道に沿って走る2つの道路が往来のメインルート。鉄道ルートの途中に、池上弁当で有名な池上米の山地がある。
 バスは、鉄道併走ルートを、花蓮から1時間台で行けるエリアまでは花蓮客運が運行している。海沿いルートは花蓮客運と鼎東客運の共同運行。直通バスもあるが、静浦で花蓮との間のバスと、台東からのバスを上手く乗り継ぐことも可能である。
  
花蓮 - 太魯閣方面

2U-946 天祥 - 花蓮 @天祥

2U-962  花蓮 - 洛陽  @花蓮総站

606-FE  花蓮 - 太魯閣 @花蓮総站
 花蓮を訪れる観光客の多くが足を伸ばす太魯閣渓谷であるが、その殆どは観光バス若しくはホテルのチャーターバスを利用する。当然であるが、路線バスでは観光ガイドがつかない上に、何処で降りたらよいか分らない、さらに本数が少ないので、バス待ち時間が読めない。毎時2本程度走る太魯閣行きのバスは太魯閣国家公園管理所まで行くが、ここは渓谷の最下流の川が平地に出るところにあり、観光名所は、ここから渓谷を分け入ることになるため、観光には使い物にならない。観光地の渓谷を走るのは、洛陽、天祥といった、渓谷の奥まで行くバスに乗らねばならない。
 また、この路線バスは、花蓮総站、花蓮火車站は発着するが、花蓮機場には発着しない。地理に明るい人なら省道9号(嘉里路)に出てから、北埔車站近くまで歩けば、バス停はあるのだが、数キロ歩くことになる。お奨めは、空港に降り立ったら太魯閣渓谷まで走ってくれる計程車(タクシー)を捕まえるべし。空港の客待ちでも交渉次第で1,500元/台まで落ちる。天祥まででよい、と粘り、1,100元で観光着きとし、帰りはバスが安い。空港〜花蓮市中のタクシー代は200元を超えるので、帰りもタクシーに乗ると、これは通常別料金をとられる。天祥〜花蓮車站で155元だ。
 太魯閣渓谷は、景勝地が数キロに渡って点在する上、渓谷が深く、ただ通り抜けただけでは何の事は無い山間の道にしか見えない。車を降りて、少し先で待っていてもらい、徒歩で渓谷を眺めるのが観光の方法。したがって、観光バスで引っ張りまわされたり、路線バスに乗っていると見落とすものや、よく見えないものが多い。そう言う意味でタクシーを有効に活用するのがよい。心配な向きもあろうが、空港で客待ちをしているタクシーは、そこそこ日本語会話のできる運転手が多い。しかし、値段交渉は、北京語を交えるくらいで正確に行い、要求をしっかり伝えよう。都合が悪くなると、突然日本語がわからないふりをされる。(台湾の観光地ではよくある”失日本語症候群”である。もちろん、同行者との日本語の会話は全て彼らは分っているので要注意!)
 天祥から先は本数極少
 花蓮-天祥は格安の155元
 花蓮客運似の観光バス
@九曲洞付近にて。
路線図と時刻表(2006年末時点) 花蓮客運のウェブサイトが充実していないので、こちらを参照ください。

花蓮総站・路線図

花蓮総站・時刻表

花蓮総站・時刻表
天祥・時刻表
鼎東客運

FY-211 花蓮 - 台東  花蓮車站

FY-198 花蓮 - 台東  花蓮車站

花蓮駅前のバス乗り場はこの看板が目印だ。
花蓮〜台東の海岸沿いを走る路線は、鼎東客運と花蓮客運の共同運行(バス乗り場は各社別だがすぐ近く)されている。鼎東客運と花蓮客運の赤バスの車両はほぼ同一で、4列シートのハイデッカーだが、時々、花蓮客運は新車が走ることがある。上の写真は、花蓮に顔を出した鼎東客運のバス。